株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

2025年3月期 通期業績報告

2025年3月期の通期連結業績は、売上高92,153百万円(前年同期比5,735百万円増)、営業利益9,227百万円(同284百万円増)、経常利益8,604百万円(同1,004百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,462百万円(同656百万円増)と経常利益と当期純利益は過去最高を達成しました。不動産開発事業における新築分譲マンションは、建築費高騰や金利上昇懸念などにより事業推進の難度は一層高まっているものの、厳選した地方中心市街地の堅調な実需に支えられ、前期比増収増益となりました。また、不動産投資事業においては、都心での投資家向け収益不動産(自社開発の新築賃貸レジデンス等)の規模拡大により利益率も順調に推移し、大幅な増収増益となりました。
上記の結果を含め、中期経営計画(2022年3月期~2026年3月期)4か年累計の進捗率は、経常利益106%、親会社株主に帰属する当期純利益102%と計画を上回る達成をしております。

2026年3月期 通期業績予想

中期経営計画最終年度となる、通期の連結業績予想につきましては、新築分譲マンション及びシニア向け分譲マンションの引渡戸数の増加、収益不動産の売却棟数・規模の拡大により、売上高132,500百万円、営業利益12,900百万円、経常利益10,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益6,500百万円と、中期経営計画を達成し過去最高益の更新を予想しております。

株主還元について

2025年3月期は、業績が期初予想を上回ったことから、期末配当金を1株当たり33円(前期比5円増配、期初予想比4円増配)、年間配当金は1株当たり62円(前期比7円増配)といたしました。また、2026年3月期の年間配当金は、前期比12円増配となる1株当たり74円を予定しております。。

サステナビリティの取り組みについて

中期経営計画で掲げる事業戦略とESG戦略の融合に向けて、様々な取り組みを進めています。2025年3月には「健康経営優良法人 2025(大規模法人部門)」の認定を取得しました。当社グループは、人材こそが価値創造の源泉と考え、従業員の成長および健康・安全の確保など人的資本を高める各取り組みを推進しています。

当社は、これまでの多くの皆様のご支援により2024年12月に創業30周年を迎えることができました。今後におきましても、事業を通じて社会課題の解決および持続可能な社会の実現に貢献し、お客様や社会に選ばれる存在であり続けることで、永続的な企業価値の向上を目指してまいります。
株主の皆様には、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。