地域を知り、地域とともに、その街に必要な価値をつくる

地域によって、抱える課題も、大切にされてきた価値も異なります。
当社グループは、それぞれの地域の声や特性を捉え、行政や地域住民、企業など多様なステークホルダーと連携しながら、そのまちに必要な価値を形にしています。地域課題の解決に取り組むとともに、その土地ならではの魅力を生かし、地域とともに価値を育て続けることで、持続的な地域価値の向上を目指します。

地域課題に応えるまちづくり

地域に必要な都市機能を再構築する
青梅駅前地区第一種市街地再開発事業

地域価値の向上に向けた中心的な施策として、全国各地で市街地再開発事業に取り組んでいます。多くの地方都市では、人口減少や商業機能の郊外流出、建物の老朽化などにより、中心市街地の空洞化が課題となっています。住まいや商業・公共機能を集約することは、生活利便性の向上や既存インフラの有効活用にもつながります。当社グループは単なる住宅供給にとどまらず、地域が抱える課題の解決までを視野に入れた開発を進めています。
東京都青梅市の青梅駅周辺でも、人口減少や少子高齢化、商業機能の低下、建物の老朽化などが課題となっていました。そこで当社グループは、青梅駅前の約0.5ヘクタールを対象とする「青梅駅前地区第一種市街地再開発事業」に参画し、商業施設と住宅を一体的に開発。2026年3月に地上14階建ての複合施設が竣工しました。1階には商業施設、2階には市立図書館(予定)、3~14階には全112戸(権利床を含む)の分譲マンション「デュオヒルズ青梅ザ・ファースト」を配置しています。建物の低層部には伝統工芸「青梅縞」をモチーフとした藍色のタイルを採用し、歴史あるまち並みとの調和にも配慮しました。
青梅の歴史や文化、自然を生かし、市民の生活拠点としての機能を高めるとともに、奥多摩観光の拠点として地域内外の人々が訪れ賑わい溢れる駅前環境の形成を目指しています。
こうした取り組みを通じて、地域の交流促進や子育て世代の定住につながる、持続可能なまちづくりを進めています。

青梅再開発_竣工写真外観

実績例

スクロールできます

北海道 東北 関東 中部 近畿 中四国
  • 釧路北大通3・4丁目地区優良建築物等整備事業
  • 帯広市西3・9周辺地区第一種市街地再開発事業
  • 函館駅前若松地区第一種市街地再開発事業
  • 北見市中央大通沿道地区第一種市街地再開発事業
  • 盛岡市中央通2丁目地区優良建築物等整備事業
  • 石巻市中央2丁目4番地区優良建築物等整備事業
  • 石巻市立町2丁目5番地区第一種市街地再開発事業
  • 石巻市中央3丁目1番地区第一種市街地再開発事業
  • 塩竈市海岸通1番2番地区第一種市街地再開発事業
  • いわき市平堂根町地区復興優良建築物等整備事業
  • いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業
  • 山形市七日町第5ブロック南地区第一種市街地再開発事業
  • 八戸市十三日町・十六日町地区優良建築物等整備事業
  • 宇都宮大手地区第一種市街地再開発事業
  • 木更津富士見2丁目地区優良建築物等整備事業
  • 足立区関原1丁目中央地区防災街区整備事業
  • 本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業
  • 甲府中央1丁目地区優良建築物等整備事業
  • 水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業
  • 青梅駅前地区第一種市街地再開発事業
  • 大山町クロスポイント周辺地区第一種市街地再開発事業
  • 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
  • 中央1丁目10番地地区優良建築物等整備事業
  • 福井駅前南通り地区第一種市街地再開発事業
  • 三田駅前Bブロック地区第一種市街地再開発事業
  • 和歌山北汀丁地区第一種市街地再開発事業
  • 田原本駅南地区第一種市街地再開発事業
  • 千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業
  • 徳島市新町西地区第一種市街地再開発事業
  • 岡山市表町三丁目15番地区第一種市街地再開発事業

※2026年3月末時点で事業完了または、物件販売中の事業名を記載

公共空間を起点に、地域とともに価値を育て続ける水賀池公園整備事業
―公園・商業・住宅の一体開発によるまちづくり

当社グループは地域の魅力を生かした開発に取り組むにあたり、施設を整備して終わりとするのではなく、整備された環境を維持・継承する仕組みづくりまでを事業の一部と捉えています。行政、地元企業、住民、大学といった多様な主体と連携し、地域が自らその場所に愛着を持ち、育てていける状態をつくること。それが持続的な地域価値の向上につながると考えています。
大阪府堺市の「水賀池公園整備事業」は、公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、2024年3月に市と基本協定を締結した事業です。公園の整備とあわせて、分譲マンション「デュオヒルズ水賀池公園ヴェリテ」や商業施設を一体的に開発し、公共空間と暮らしがつながるまちづくりに取り組んでいます。
こうしたハード面の整備に加え、地域が継続的に関わる仕組みづくりにも取り組んでいます。2026年1月には、大阪公立大学都市科学・防災研究センターと、本事業の防災プログラムに関する学術指導契約を締結しました。「コミュニティの特性に合わせた防災プランの策定と防災人材育成」をテーマに、事業関係者と住民が防災への理解を深め、主体的に参加するエリア防災プランの策定を目指しています。同月に開催したキックオフミーティングでは、本事業に関わる各社の担当者が、それぞれの防災施策の現状や課題について意見を交わしました。
防災は住民が地域と関わり続ける動機となり、コミュニティを支える基盤にもなります。当社グループは、ハードの整備にとどまらず、地域とともに安全とにぎわいを育てるエリアマネジメントを通じて地域価値の持続的な価値向上に貢献していきます。

水賀池公園整備事業

受託案件例

名称 場所
新富士見市民プール整備・運営事業 滋賀県大津市
原山公園再整備運営事業 大阪府堺市
東部学校給食共同調理場整備・運営事業 滋賀県大津市
湖北広域行政事務センター新斎場整備運営事業 滋賀県長浜市・米原市
宿毛市における小中学校整備事業 高知県宿毛市
水賀池公園整備事業 大阪府堺市
東部公園のプール再整備・萩山公園の
プール跡地活用に関する公民連携事業
東京都小平市

宮城県石巻市エリアにおける取り組み

「石巻テラス」は、震災後の市街地再開発事業の第1号案件として完成した災害対応型物件です。2016年2月に竣工し、共用部にコンビニや学習塾のほか、防災機能を持つテラスと集会所を有しています。本物件は、一般社団法人 全国住宅産業協会主催の第7回優良事業表彰で「優良事業賞」を受賞しています。

「デュオヒルズ石巻立町」は、2016年9月に竣工した石巻エリア2棟目の物件となります。本物件は、石巻の旧家・本家秋田屋所有の庭園を望む立地にあり、店舗・復興公営住宅・社会福祉施設を擁しています。1階は、食品や生活雑貨、カフェの複合店舗「石巻ASATTE」が併設され、地元の特産品の販売や新しい食の発信等を通じて、石巻エリアの復興と賑わいづくりに貢献しました。

「デュオヒルズ石巻マークス」は、地上12階建て、1~2階に商業施設を兼ね備えた石巻市初となる免震構造のマンションです。本物件は、2019年8月に竣工しており「石巻テラス」「デュオヒルズ石巻立町」と同様に、万が一の災害に備え一時避難施設や防災倉庫として利用できる防災広場を備えています。

  • 石巻テラス

  • デュオヒルズ石巻立町

  • デュオヒルズ石巻マークス

地域コミュニティの活性化

地域での活動を通じて、人と人、人とまちをつなぐスポGOMI

地域の価値を持続させる上で住民が街に愛着を持ち、自ら関わり続ける機会が欠かせないと考えています。当社グループは、複数の管理物件において、マンション居住者に加え、地域住民や地元企業・大学、環境団体などと連携し、ごみ拾いを競技として楽しむ「スポGOMI」の開催を支援しています。
その中でも、山形市七日町では、当社の再開発事業を契機に、地元のまちづくり会社や大学、環境団体とともにゴミ拾いの量と種類をチームで競う環境保全イベント「スポGOMI in七日町」を2024年から継続して開催しています。回を重ねるごとに内容を見直しており、2026年6月の大会では防災クイズを競技に組み込んだほか、新たにAIデバイスを導入し、拾ったゴミを地図上へマッピングする取り組みを行いました。当日は49チーム160名が参加し、まちを歩きながら約18kgのごみを収集しました。
環境美化活動にとどまらず、これらを地域の人々が楽しみながらまちに関わる機会へと広げることで、世代や立場を超えて住民が集まり、楽しみながらまちを知り、地域への愛着の育む取り組みにつなげています。

すぽGOMI_外観竣工写真

地域の人々とともに考え、身近な場所への愛着を育む宮崎公園のリニューアル

「デュオヒルズ蘇我ザ・スカイ」「デュオセーヌ千葉蘇我」に近接する宮崎公園の改修に協力し、地域住民や大学等と連携してワークショップを開催しました。ワークショップでは、公園のあり方などを子どもから大人まで、地域の多世代の方々がともに考えました。公園のリニューアルをきっかけに、世代を超えた交流の機会を創出しました。
こうした地域との対話や協働を通じて、地域の方々が身近な場所にかかわることを大切に、その場所へ愛着を持って利用できる環境づくりに取り組んでいます。
今後も、地域の声や特性を踏まえ、地域とともに地域資源の価値を高め、地域コミュニティの形成につなげる取り組みを進めてまいります。

宮崎公園

地域固有の魅力を生かした価値づくり

その土地の歴史や文化を読み解き、まちの新たな景観へ地域の歴史・文化との調和
「デュオヒルズ山形七日町タワー」

山形市七日町は、古くから街の中心地として栄え、石畳や近代建築、古民家など歴史ある街並みが残る地域です。
当社が開発した「デュオヒルズ山形七日町タワー」の北側には、約400年前の姿が復元された「御殿堰」と、そのせせらぎを活かした和モダンな雰囲気の「水の町屋御殿堰」が隣接しています。こうした地域資源との調和を図るため、建物の基壇部には「水の町屋御殿堰」から連続する和のデザインを取り入れ、周辺を歩いて巡れるよう回遊性に配慮した外構計画としています。また、蔵や御殿堰を想起させる伝統色を採用するとともに、上層部は全方向からの見え方に配慮し、エントランスなどには山形の伝統工芸をモチーフとした意匠を取り入れています。その土地が育んできた歴史・文化を現代の住まいに取り入れ、周囲の街並みと調和する新たな景観づくりにつなげています。

デュオヒルズ山形七日町タワー

その土地が育んできた景観を、次のまちづくりへ
地域景観との調和「デュオヒルズ出島水辺の森」

まちの魅力はそこにある景観によって形作られます。当社グループは、開発にあたって建物を風景の中にどう置くかを重視し、地域が育ててきた景観と調和する住まいづくりに取り組んでいます。
長崎市の「デュオヒルズ出島水辺の森」は長崎水辺の森公園に隣接し、目の前に運河と長崎港が広がる立地に建つ分譲マンションです。本物件では、絶景を住戸から享受することに加え、建物自体がその絶景の一部となることをテーマに掲げました。水面に映る姿の美しさを考えて外観を左右対称に整え、「鶴の港」と称される長崎港と帆船から着想を経た色彩とデザインを採用。景観条例が定める「山からの夜景の見え方」の基準も踏まえて設計することで、昼夜を問わず長崎の風景の一部となる建物を実現しました。

DH出島水辺の森_竣工写真外観

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