地域になじみ、
地域の方々からも愛される建物を。
意志と熱意を持って
仕事に取り組むことで、
沢山のチャンスが訪れる。

01

Episode01 挫折を上司とともに乗り越えて、
自分のなかの意識が変わった。

フージャースは若手にも大胆に仕事を委ねる会社です。私も配属されて一か月も経たないうちに、「ちょうど愛知県で仕入れた土地の開発がこれから始まるので、担当してみないか」とのオファーをいただきました。こんなに早く機会を貰えたことに驚いたものの、目の前にあるチャンスをつかみ取りたい気持ちが強く、ぜひやらせてほしいと即答したのを覚えています。 それから上司のサポートを得ながら、コンセプトを練り、デザインを考え、とにかく無我夢中で目の前の仕事に取り組みました。しかし開発が中盤に差しかかった1年目の冬、新卒採用のリクルーターに任命され半年ほどプロジェクトを離れることになりました。その後、半年のリクルーターの任務を終えて建築部に戻りましたが、既にプロジェクトはかなり進んだ状態から再スタートとなりました。

建築担当として部署に戻った当初は、社内外のさまざまな関係者からいろいろと問い合わせが入るものの、状況に追いつけずわからないことばかり。だんだんと無力感が募って仕事が楽しく感じなれなくなっていきました。 ふとした瞬間、このままではまずいと思いました。腐っている時間はない。上司に「今、仕事が楽しく感じられない。」と気持ちを率直に伝えたとこと、とても親身に話をきいてくださったあと「できないことは言わないと伝わらないから、まずは周りに発信しなさい」とアドバイスをくれました。それまでの私は出来ない自分を隠し、周りを頼ることができていませんでした。しかしその上司の一言で「自分はまだ成長過程なのだ。」と、できない自分も認めることが出来たように思います。上司の言う通りに意識と行動を変えたところ、さまざまな状況が見えるようになり、仕事に前向きに取り組めるようになりました。その経験は、私にとって大きなターニングポイントになりました。

02

Episode02 将来は、故郷の九州で
地域を盛り上げていく街づくりを。

建築に携わる一番の醍醐味は、自分が思い描いた建物が世の中に形となって現れることだと思います。初めて担当したプロジェクトで、足場が外れ建物が姿を現した瞬間はとても感動しました。そして竣工後、お客様が入居されて生活している様子を目の当たりにして、「私が作った建物で本当に人が暮らしている」と何だか信じられない気持ちになりました。

2棟目も、同じく愛知県でのプロジェクトでした。今度は計画段階から引き渡しまで、私がほぼ一人で責任を持って進めることになりました。
この物件を計画するときに一番意識したのは、周辺環境との関係です。敷地の周りは古い戸建住宅が多く、これから街が新しくなっていく予兆がある街でした。そうした街の将来のモデルとなるような建物にとなるよう、外観はモダンなデザインを企画。また、間取りについては、最近普及しているロボット掃除機を収納できるスペースを設けるなど、これからの時代に合わせた商品企画に取り組みました。商品性を保ちつつ、住まわれる方にも、地域の方にも愛される建物を目指す。存分に自分の考えに向き合えたプロジェクトだったと思います。完成後、お客様はもちろん、地域の住民の方々からの評判も良く、私としても忘れられない物件になりました。

以降、中部地方を中心に、３～４物件の開発を担っています。建築担当としての自信もついてきましたし、将来はぜひ故郷の九州に戻って地域を盛り上げていく仕事がしたいと考えています。それは入社当初から描いていた私のビジョンであり、さまざまなプロジェクトを通して地方が抱える社会問題の解決にも貢献できればと思っています。

PASSION

自分の芯がある人は高いパフォーマンスを出せると思っています。さまざまな情報や意見が飛び交う中、芯がないと決断することが難しい。意思を持つ人の言葉は伝わりやすく、人を動かすことができます。常に全力で取り組むこと、丁寧に仕事をすること、謙虚であること、そうした自分なりのこだわりをもって仕事に臨むことで、一緒に働く人たちから「この人なら信頼できる」「この人のためならやってもいい」と思ってもらえるはずです。