地域と共生する、
緑化ポリシー

私たちの緑化ポリシーは、
ここに暮らす方々の日々のシーンを
想像するところから始まります。
敷地へ一歩足を踏み入れると
アプローチの木々が揺れ喧騒を忘れる日常、
季節の移ろいを感じる四季折々の植物たち、
ここでしか味わえない日常を創り出すために
私たちは植物と建物を一体で考える
空間づくりを行います。
そのうえで、この建物が
“この地域の建物” “この地域の風景”となるように、
ここに暮らす方々だけでなく、その周りにお住まいの方々と
自然の豊かさでつながれる仕掛けづくりを行っています。
01
植物の潤いを魅せる空間づくり
私たちの空間づくりは
建物と植物を一体で考えます。
実際にエントランスやアプローチを歩くように、
空間を平面ではなく立体的に想像力を働かせ
お客様の目線を考え、時に建物の形状を
変更することもあります。
1日の始まりにエントランスから見える景色、
リビングからふと見える景色、
建物へ帰ってきたときの景色、
その景色を彩り豊かなものにするために、
植物の潤い、生物多様性を大切にした
空間づくりを行っています。
CASE 01デュオヒルズ大府ザ・マークス
コンセプトは「外界から、静寂へ」。東、西、南の三方が道路に面した角地の敷地に、南面の視界が開けた立地条件を活かし、全邸南向きのゆとりある配棟計画に。約6mのシマトネリコをシンボルに、四季折々に華やぐ植栽で彩られたアプローチは、心やすらぐ空間を演出します。
計画当初はエントランスアプローチに消防活動空地があり、アスファルト床が敷設された状態でした。人々を出迎えるアプローチには、植物の潤いはなく冷たい印象が漂っていました。この課題に向き合い、私たちは管轄エリアの行政と協議を行い消防活動空地をエントランスアプローチ付近から移動させることで豊富な植物を配置させることができました。人々を出迎えるにふさわしい植物の潤いあふれるアプローチを実現することができました。
消防活動空地とは:
はしご車が救助活動ができるよう作業スペースを確保した空間のこと
CASE 02デュオアベニュー青葉台
青葉台を象徴するような美しい並木道と豊かな自然を感じる森に挟まれた「デュオアベニュー青葉台」。街をつなぐ道路は約5.5〜6.5mのゆとりを確保。各邸玄関前にはファミリーツリーを採用。心地良い幸せを感じる、ファミリーツリーのある暮らしをお届けします。
ゆとりある前面道路には最大約2.5mの奥行を持つ木立の連なる植栽帯を配置。各邸玄関前に配するファミリーツリーや木立をつくる街路樹など、多彩な植栽を採用。センターエリアの一部には、緩やかな高低差を持たせた奥行きある緑地を配置し、プライベートエリアとパブリックエリアが心地よい距離感で区切られることを目指しました。
02
地域への貢献を考えた
仕掛けづくり
私たちのものづくりは、
建物を引渡して終わりではありません。
ご入居が開始してから、お客様のご生活がはじまり
お客様はその地域の住まう方となります。
そんな大切な地域にも愛される住まいで
ありたいという思いから
ご入居される方だけでなく、
地域の方とも自然の豊かさでつながることができる
空間になるように、
様々な仕掛けづくりを行っています。
CASE 01デュオヒルズ南町田
THE GARDEN
コンセプトは「円と縁の園」。敷地面積約5,228㎡、「円」をモチーフに緑地や公園、植栽、ファニチャーなどを有機的にレイアウトしました。敷地内の公園は提供公園とし、この場所に住まう人々の活動や暮らしの風景が地域の風景となることを目指して、提供公園・エントランス・共用施設を一体的にデザインしました。建物に住まう方だけでなく地域の方も訪れ、利用する場所となりコミュニティが形成される場となっています。
提供公園とは:
居住者だけでなく周辺住民にも開放され、自由に使えるようになっている公園のこと。もともとはマンションの敷地の一部であり、それを市町村などの自治体に「提供」する
CASE 02デュオセーヌ国立
「デュオセーヌ国立」の周辺には、武蔵野らしい緑濃い環境が広がります。武蔵野の豊かな自然のなかに佇む、モダンな表情の住まいをめざし、敷地東側には地域との緑のネットワークを形成する「欅ガーデン」(自主管理公園)が広がります。武蔵野の雑木林を再現するように、井戸を掘り、小川を長し、日常は子どもたちの遊び場としても利用できるようにすることで、建物に住まう方が多世代にわたり交流できる場としました。建物内に併設するレストランを開放、ガーデンイベントの開催や、菜園活動の指導を行いコミュニティ形成を助ける仕掛けづくりも行っています。
自主管理公園とは:
地域の住民が区との協定に基づき、公園の清掃や草刈りなどの日常的な維持管理を行う公園