代表取締役 社長挨拶

事業を通じた社会課題解決へ向けて

フージャースグループは、1994年の創業以来、お客様の「欲しかった暮らし」の実現に向けて、徹底的にお客さまと向き合い、住まいに対するニーズの本質を追求してきました。2000年代には、当時駅近マンションが主流となった業界において、駅距離ではなく、広さや女性目線のものづくりにこだわった「郊外型大規模・高品質マンション」を世に打ち出しました。そして、2010年以降、シニア向け分譲マンションや単身女性向けコンパクトマンションを始めるなど、社会に新たな暮らし方を提案し続けてきました。

昨今、世界では、地球温暖化や自然災害の発生といった気候変動のほか、人権や労働問題などさまざまな社会問題が顕在化しています。そうしたなか、SDGsやパリ協定といった国際的なコンセンサスの形成や、資本市場におけるESG投資が世界規模で拡大しつつあり、企業が果たすべき社会的責任の重要性は日を追うごとに高まっています。
また、我が国においては、少子高齢化や核家族化など社会構造の大きな変化から、ライフスタイルに対する人々の価値観が急速に多様化しており、従来の発想に留まらない商品・サービスの開発が求められています。

当社グループは、2024年に創業30周年の節目を迎えました。変化の激しい時代においても、持続的・長期的に成長し、お客様・地域・社会にとって本当に必要な存在であり続けるために、今一度当社グループが進むべき道を明確にするべく、グループメッセージを刷新いたしました。グループメッセージは
「Hoosiers WAY 私たちが大切にしていること『これまでにない、に挑み続ける』」
「Hoosiers PROMISE 私たちは何を約束するのか『欲しかった暮らしを、しよう』」
「Hoosiers PURPOSE 私たちは何を目指すのか『ソーシャルデベロッパーへ®』」
の3つで構成されています。「PURPOSE」に掲げた『ソーシャルデベロッパー』は、変化に対応しながらさまざまな社会課題に向き合い、事業を通じて解決へと導く企業という意味が込められています。
当社グループは、これまでのチャレンジを糧に、事業を通した社課課題の解決に邁進してまいりたいと考えております。